理事長より ごあいさつ

医療は、受診者と診療者とが、人格的に対等な立場で互いに協力し、信頼関係をつくり合うことが大前提です。当院は、開設以来、基本理念「医人とその心」を診療の現場で日常化、習慣化すべく、心血を注いで参りました。今後とも変わることのない目標です。医療の不確実性、限界性とは、病気というリスクを抱えている人(患者さん)が対象であること、そして人は完全無欠ではないことから発しています。最良、最善の医療を日々一歩一歩進めてまいります。

理事長 丁 栄市
名古屋大学医学部卒業後 東京女子医大日本心臓血圧研究所入局
故榊原仟教授に師事 西新井病院循環器センター部長を経て 
1986年綾瀬循環器病院開設 1988年医療法人社団栄悠会理事長 
2,000例を超える心臓血管手術を経験
日本循環器学会、日本外科学会、日本心臓血管外科学会、日本胸部外科学会に所属 
心臓血管外科専門医・指導医を務める

基本理念

「医人とその心」 丁 栄市

人は死ぬる者、はじめがあり、終わりがある 病める人へのやさしさと、思いやりは 限りある命に対するいとおしさ 死にゆく人間の悲しみと、命のはかなさは 心に悲しみをもつやさしい人につくりあげる 病める人へのいたわりは、働く心を豊かにする 彼の人達の命を託した信頼に 誠実に、全的に答え、感謝する これこそ、私達の生き甲斐であり、喜び 働く仲間達は、人格と個性を互いに 尊び、助け合い、励ましあう 心を知った仲間は、人生の友となる 人は未完成で、欠ける所の多いもの 誤りと欠点は、これを指摘する しかし悪口を言って、陥れてはならない 人は、それぞれ異なった素材を生まれ持つ 生きるとは、一振り、一振り、この素材を彫刻すること 素朴な感性と、きらめく個性は、その人の宝 理屈と威厳で、これを抑えこんではならない 野に咲く一輪のユリは 黄金や名のある夜景よりも遥かに美しい 人生を生きる不安を孤独な中に追い込んではならない 絶望の淵に立ち、全ての望みを失った時ですら 時計の針は、同じ速度で、今を過ぎ去った過去へと流してしまう 今日の日はさようなら、新しい明日よこんにちは 出会いと感動に満ちた毎日は 刺激的で、人生を楽しませてくれる 医療に対するあふれんばかりの情熱と しぶとい程の力は 時に、流す涙を輝く朝露にかえ 闇を光に、絶望を希望へと、変身させる 肉体と精神を酷使する激しい労働の毎日 自らの感情の起伏を抑え、平常心をつねに保つ 疲れが全身にしみわたり、自己コントロールを失う 充実した仕事を終えた満足感とはうらはらに 睡魔が襲いかかり、何もかもみえなくなる 我等は医療のプロ集団 しばしの眠りと休息があれば 再びむっくりと目覚め、体内に活力がみなぎってくる 今日も何かせねばと、昂って、起き上がる 病める人の悲しみは 私達の涙 病める人の喜びは私達の幸福 病める人のわれらへの感謝と賞讃は 私達の生命力と情熱の源 彼らこそ、われらが恩師

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